和菓子の芸術 “工芸菓子”


小さいころから絵を描くことや工作などが好きだった職人・山本浩司。

和菓子の世界でも、そういった感覚で何か作ることができればと思い、趣味の一環として手がけるようになったのが工芸菓子でした。。

 

初めて作品を手掛けたのは山本が20歳ごろ。

基本的なことは専門学校で身につけ、あとはコンテストへの出品を重ねていくなどして、独学で腕を磨いていきました。

 

おかげさまでこれまで「全国菓子博覧会」をはじめとしたコンテストに出品するなどして数々の賞を受賞しております。

「いいものができたら嬉しい。また作ってやろう!という気持ちを持って続けている」と山本。

満足が次の満足を求め、次第に腕をさらに磨き上げていく山本の作品にぜひ触れてみていただきたいと思います。

主な受賞歴


作品名:「祥瑞薫風(しょうずいくんぷう)」

2008年第25回全国菓子大博覧会兵庫出品 全菓博工芸文化賞

 

作品名:「夢の大空へ」

2009年大阪二六会技術コンテスト出品 最高優秀賞

 

作品名:「仲睦まじく」

2011年全国菓子研究団体連合会技術コンテスト グランプリ

 

作品名:「涼景」

2012年全国菓子研究団体連合会技術コンテスト 銀賞

 

作品名:「瑞兆神記(ずいちょうしんき)」

2013年第26回全国菓子大博覧会広島出品 全菓博工芸賞

 

作品名:「優奏」

2013年食博覧会・大阪出品 総務大臣賞

 

作品名:「立葵舞蝶図」

2018年全国菓子研究団体連合会技術コンテスト 工芸菓子部門グランプリ

文部科学大臣賞を受賞し、山本自身も一番思い入れのある作品とする

「夢のまにまに...」


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